2016年8月17日水曜日

アメリカの大学受験ー子供のソーシャルセキュリティ番号の取得

今日は仕事を途中で抜け出し子供のソーシャルセキュリティ番号を取ってきた。

アメリカのこの手の事務手続きは最悪で、態度が悪いのは当然、待たされるのも当然、ミスがあるのも当然だ、と言い切ると問題あるので、らしい、という噂をチラホラ聞くという表現になおしておく、まあいずれにしろ、本日は朝より憂鬱であった。というか、重い腰がなかなか上がらず8月中旬以降にずれ込んだのはこのためである。

念のためネットで目的地の評判を調べると5つ星で1つみたいな評価であり「人生最悪の時間を過ごした」というコメントも見られた。これでまたどんより感が増す。

昼過ぎに車で20分くらいのところにある事務所に出向く。整理番号を取るのだけれど、たまたまアジア系の男性が「ここでチケットとるんだよ!」と教えてくれたので気づけたのだった。つまり「まことに申し訳ありませんが整理番号をお取りの上、しばらくの間おまちください」的な表示は、無い。きょろきょろすると何やら用紙に書き込んでいる人々をチラホラみかける。盗み見ると、ソーシャルセキュリティ番号の申込書であった。デスクにさりげなーく置かれている用紙を見つけて記入。つまり「お手元の申込用紙に記入の上係員の呼び出しをしばらくお待ちください」的は表示も、無い。1時間待たされて窓口に移動。ここは可もなく不可もなく淡々と質問を受け10分くらいで終了。1週間後には郵送されてくるらしい。ということで、日本水準だと「サービス悪い」になるがアメリカンクオリティ的には「上出来ではないか!」という経験であった。

この番号を取れば、ようやく娘の銀行口座を開くことができる。銀行口座は娘の大学費用の学校側とのやりとりにおいて必須である、なので、今夏中に開設する必要があったのである。ということで月末に某銀行に出向かなくてはいけなくて、これも少し憂鬱。

いずれにしろようやく教育ローンと奨学金のためのファイナンシャルドキュメントの作成を始めることができる。アメリカの大学受験では、1.大学に応募するための戦略。2.大学費用捻出のための戦略。の2つを並行して進めていかなければ(リッチな家庭でなければ)ならない。そろそろ大詰めで、9月に入り、忙しくなるのである。

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