今日もいつも通りコツコツと実験。素手で大きな岩を掘り返す。
強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない、とマーロウは言う。優しい人は、この競争社会において、傷ついたり、利用されたり、馬鹿にされたり、することが多いと思う。そしてそのたびに「もうこういう目に合いたくないから誰かに優しくするのはやめておこう、ああいう人たちみたいに身勝手に振舞おう」と思ってそういう風に行動するのだけれど、それは自分のネイチャーじゃないから結局自己嫌悪になりさらに傷つく。優しい人はどこまでいっても優しく振舞ってしまい、そして結局いずれにしろ傷ついてしまうのだ。だから、もし優しい心をもっているのならば傷ついても大丈夫なようにタフにならなければいけない、優しい人は強くならないと生きていけないのである。そしてそもそも優しい心をもたない人間はただの動物であり、人間らしい生き方はできない。昨夜の討論会(というか何というか)を見ていてそんなことを考えたのであった。
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