レビューを書きながらも学生の指導。学生、午前中は約束の時間を30分遅れて登場し、午後は約束の時間を1時間遅れて登場。遅れてスイマセンでした、的な言葉も当然なく、当たり前のような顔で登場。当たり前、というか、幾分か不機嫌そうな顔で登場。この界隈の大学院生の不遜な態度にはもう慣れているので、遅れても特に反応せずに待ち時間の間はコツコツと自分の仕事を済ませる。実験を教えている間もノートは取らず。これも最初に何度か「メモ取ったほうが良くなくなくない?」とか「ノートが必要かもしれぬな」とか声をかけたけれど、その時はそれらしい態度を(コイツ、いちいちうるせえんだよ)という表情をしながらしていたけれど、次はまた手ぶら。とりあえず今日で一通りの指導は終わったので、来週からは自分で実験をさせることにするのであった。
何度も書くけれど、私の印象だと、アメリカは高校と大学では生徒は真面目でよく勉強して実験するけれど、院生は手を抜いてサボる輩が多い。それはおそらく、高校大学レベルだと「私はサイエンスが好きだから実験したいのです。私の夢はサイエンスの力で薬の開発をすることです!」的なキラキラモチベーションだけれど、院生になると「だからー、ここで早めにドクターとって、西の方でポスドクやって、テックか製薬で仕事を見つければ100Kのサラリーをもらえるし、週末は働かなくてもいいし、超良くない?」という現実的な人生設計を考え始めるからだろうな。
帰宅してジムへ。ようやく昨年のペースを取り戻しつつある。もともとスポーツをしていなかったせいか、老化のためか、数か月かけて蓄積した体力は数週間程度サボるとすぐに無くなるようである。
明日は金曜日なので、随分とホッとしている。
あるいは、キラキラな人たちは海岸沿いに移っていくというのもありそうですが。
返信削除コメントありがとうございます。もしかしたら以前のブログから読んでいただいている方でしょうか?たしかに中西部界隈の院生は中途半端な感じがします。よく言うとワークライフバランスが良いというか。。。
削除以前はサンディエゴから読ませていただいてました。今はイギリス、ケンブリッジです。ワーク・ライフ・バランスの良さはサンディエゴの学生もそうだったかも知れないです。目指してるものにも依るのでしょうが。しかし、私がいたところの学生さんは、比較的真面目で、よく出来た印象がありました。
返信削除イギリスですか!良いですね。アメリカよりもイギリスの方が住んでいて快適そう、と最近は思います。単純な考察ですが、文化の厚みが違うような気がします。
削除アメリカもアメリカの何処かに依る気がします。サンディエゴからケンブリッジという移動では、ケンブリッジのが快適だ、とは言い難い気はしますが、どちらも良いところも悪いところもあります。人間に関しては、今のところ、嫌味の厚みの違いくらいしか感じませんが。ニッコリNo problemと言いながら、通り過ぎてからため息混じりに首を振るみたいな。日本でも京都の人とかはそんな印象がありますが、文化の厚みと関係があるんでしょうかね?
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