チロルチョコのような仕事をしたいと思っている。
日本からのお土産で大量のチロルチョコを娘に買って来てもらった。チロルチョコは包装紙を見ているだけでも楽しく、味もバラエティにとんでおり、愛情を込めて作られているのだろうな、と勝手に思っている(もしこれがブラック的な作業過程で作られているのならば、あるいは単なるマーケティングの結果ならば、創造性ということに関して考えなおさなければならないほどの驚きである)。10年前は1個10円だったと思うけれど、まだ同じ値段だろうか。いずれにしろ、10円程度であの世界を手に入れられる、逆に言うと、10円程度であの世界を提供することができる、というのは凄いことだ。おそらく、味そのものを比べると、10円のチロルチョコと数百円のゴディバ(ゴダイバ)チョコならば、後者の方が上回るだろう。が、単位当たりの創造性と驚きならば、チロルチョコの方がそのパフォーマンスは圧倒的に高いと私は思う。そして私は、チロルチョコのような「すぐに手に入れることができるけれど実はサプライズがある」、そういうサイエンスをしたいと思っているのである。どのラボでもできるテクニックであっと驚くような事を示したいと思っているのである。センスとアイディアで勝負したいのだ。オレの旗のもとで。
ということを考えながら、風邪薬を飲んで今から寝るのであった。
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