帰宅途中に某安売り系スーパーで買い物。
アメリカでは惣菜コーナーにハムの塊が置かれていて、カウンター越しにスライスしてもらうことができる。
某安売り系スーパーは定員の質も安売り系だというのが私の印象で、惣菜のクオリティも同様、変な匂いがしたり、フライドチキンンの中身が生だったりすることがあり注意が必要だ。今日は、ハムならさすがに傷んでいることはないだろうと思い、「この塊を1ポンド、スライスして欲しいのだが」と店員に丁寧に注文した。
店員は若いボンバーヘッド系のにーちゃんで、ザ安売り店の店員という感じであった。汚いエプロンをだらしなくかけて作業を始める彼。期待にそぐわず、素手でハムの塊を持ち出そうしたのであった。私は、「君は手袋をつけないのか?」と尋ねた。すると逆ギレモードのスイッチがボンバーヘッド的に入ったようで、彼は、「はぁ?なんだっぺ?お前はおれに手袋つけろって言ってるのけ?手袋つけろって頼んでいるってか?はあ?」とテンションアゲアゲで応じてきたのであった。「君は手袋をつける必要はないのか、と尋ねているのだ」と返答すると、「ハムを取り出したら手袋をつけるつもりだっぺや。当たりまえっしょ。何をぬかしとるんか?」と言われたので、あとは黙って作業を見ていた。ボンバーヘッドはこれ見よがしに手を洗い、手を拭い、使い捨て手袋を着け、丁寧にスライスをしたのであった。
アメリカ生活は1分1秒が常に戦いである。スーパーでハムを買う時も戦いに挑まなければならないのである。強くなければ生きていけないのである。
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