昨日のダメージを想定して、今日は早朝ジムはお休み。ぬくぬくと寝坊をしたのであった。
昨夜、帰宅すると日本から小包が届いており、ブックオフより大量に購入した山田正紀本が手に入る。これでしばらくは、寂しい夜を過ごさないで済むだろう。
仕事と子育てが理由の滞米生活なので、子育てを終わると仕事しか残らない。で、仕事が順調ならば「いやぁ、充実してるっス」と言えるけれど、そうでないと滞米生活そのものがヤヴァイ状態になる(もっと酷いのは仕事も子育ても崩壊している場合だけれど、これはなんとか免れたようだ)。つまり、そういう理由でも、副業あるいは金を稼げる趣味が必要なのである。
私は、サイエンスが人間社会に貢献する方法は3つあると考えている。
1つめは当然、研究。実験をして新しい発見を論文として報告する。
2つ目は、これらの発見を医療や産業に結び付けること。基礎科学から臨床科学。あるいは製薬やバイオテックでの開発。
以上2つは、リサーチアンドデベロップメントと言われる。
3つ目は、サイエンスを通じて自然の素晴らしさを子供たちに伝えることだ。つまりティーチングである、とは思っていなくて、高校や大学の授業では、その面白みは伝えられない。なぜならば得点を取ることにウエィトが置かれるから、そして教師は生活のために日々を過ごしているから。
サイエンスの面白みを伝えるには小説やアニメや漫画や映画の手法が良いのではないかと私は考えている。つまりSFである。私が子供の頃はジュブナイルSFと呼ばれる少年少女を対象としたジャンルがあり、これは今はラノベや漫画やアニメに発展しているのだろうな。
私が理想として目指している(目指していた)のは、自分のラボを大学に有して、そこでの発見からベンチャーを起こして、さらにSFを書く、という科学者だ(だった)。つまり、SFを通じて子供たちにサイエンスを示して、ラボを通じて科学者の卵を教育しつつ新しい発見をし、ベンチャーを通じてそれらを社会還元する、という流れである。まあ、理想が高すぎて、あるいは足元を見失い、いまだにうまくいっていない。
論文を書いているとSF的なネタをいくつか思いつくのだけれど、もちろんそれらの多くは論文内に記述できない。なので、そういうネタを膨らませて、少しドラマチックな展開を加えて小説にすれば面白いのではないかと考えている。で、この方法で完成した作品は、マイケルクライトンの小説に非常に似ているのである。
自分のためにも金稼ぎのためにもとりあえずSFを書くモチベーションが今は高くなっていて、そのための準備を始めている。とりあえずマイケルクライトンの小説の構造を真似て、それに自分のアイデアを入れて骨格を作るつもり。
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