40代後半になってから筋トレを始めた理由は、やはり男はいつまでもモテたいので体を引き締めないとだめですよねと思うから、ではなくて、老後に備えてある程度の筋力を維持しておくためである。統計に沿って95歳まで生きるとして、それで人生を楽しむには85歳くらいまでは自由に動けるからだでいないといけない。
30代後半、私は酷い腰痛持ちで、3時間程度のドライブでもう腰がカチカチ、次の日はギブス着用を覚悟しなければいけなかった。運動不足と腹回りのぜい肉が理由である。今よりも10キロ程度ぽっちゃり系だったので、つまり5キロ程度の重りを毎日腰にぶら下げているようなもので、さらに運動もしていなかったから、私のほっそい筋肉と弱弱の骨はさぞかし大変であったろうと思える。で、そういう自分が、老後例えば75歳で海外旅行に行くとして、10時間以上のフライト耐えられるかと考えると、否であるという答えが出てくる。そもそも、買い物袋を片手に散歩出来るかどうかも危ういのではないか。そういう心配は、この界隈の超ぽっちゃり系の人たちを見る度に段々と現実的な課題になり、望もうと望まなくとも長生きしていしまうのならば健康管理および運動能力の維持はちゃんとしておかないければいけないのだと気づいた。
筋トレを起点として生活習慣を作り上げて、それが退屈で面倒でも続けていかなければいけないと今は考えている。で、最近は筋トレブログも読み始めていて、アメリア生活やセミリタイアブログと同じ頻度で見つけることができる。それらによると、体重1キロに対して、0.5グラムのプロテインを毎日採るようにした方が良いらしい。体重70キロだと140グラムだ。今飲んでいるプロテインは1回で32グラム摂取できる。つまり、全然足りていない。では普段の食事でどのくらいの量が摂取できるのかというと、私の奥物のドーナツ1つで5グラム。よく食べる人参1本で2グラム。つまり、まだまだ足りない。
大体マッチョ系の人たちは、トレーニング後にプロテインを飲み、寝る前にも飲む、が基本で、さらに朝一で飲むとか、つまりそうやって積極的に摂取するようにしている(らしい)。当然カロリーも同時に取ることになるので、普段の食事ではカロリー控えめのモノになる。こうやって、まず体に必要な栄養を考えて、それらを効率よく取るための食生活を考えると、毎日同じようなモノを食べることになるだろう。私の場合、プロテインを飲んでバナナやブロッコリーや枝豆を食べまくることになりそうだ。結果、タイクツな食生活になるだろうが、まあ仕方ない。というか、食い物よりも体の方が大事だ。
と考えると、平日は仕事をして運動をして同じような食事をしてよく寝る。週末に食べたいものを食べる、その分、大目に運動する。それが自分にあった生活になる。仕事は、このブログで頻繁に愚痴愚痴書いているように、やりたいことをメインでできるように常に工夫している。究極的には1人で出来るような仕事を目指している。その分、高収入は望まない。高いサラリーと地位を期待しても、私の貧弱なメンタルはそれらをストレスの塊と受け止めてしまい、仕事が楽しめないと思うからである(もちろん能力も高くないし)。
長生きしてしまう。そのためには健康でいなければならない。健康を中心にして生き方を考える。自分が何をしなければいけないかが見えてくる。その結果、自分にできることとできないことが見えてくる。できることの中で自分が如何に満足できるか。
ぼくも40代でアメリカ在住です。3年ほど前から健康にきをつけて、マラソンを始めました。これまで、2回フルマラソンを完走しました。最近は、筋トレも強化し始め、プロテインもちょうど買ったところだったのですが、どれぐらい摂取していいのか皆目見当がつかなかったので、参考になりました。
返信削除次のブログもみました、そうですか。そういうコメントをする、かわいそうな人もいるんですね。そういう人って大体、自分の人生が嫌いで、ヒトにひどいコメントをして欲求不満解消することしかできないんでしょうね。本当にかわいそうな人ですね。そんなしょうもない人間なんか構わず、自分の言いたいこと言ってください。ほぼ毎日見てますよ!ぼくも研究者の端くれで、今はもう企業にいますが、アカデミアでの苦い経験をしました!よーくわかります。毎日葛藤ですよね。
以前、コメントをしていただいた方でしょうか?ありがとうございます。私の周囲も企業へ移る人が多くなってきて、ファカルティに採用後1年でアカデミアを離れた知り合いもいます。自分も早く決めないと、と焦ります。
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