グリーンカードのことで少し進展。以下にメモ。
月曜、ベンゴシからメールが来てI-140がアクセプトされたとのこと。
8月に申請書を送って、その後は論文の作業で忙しくフォローしていなかったけれど、どうやらグリーンカード受け取りまでに、
1、労働許可書
2、I-140受理
3、I-485受理
の3段階が必要らしい。
今回我が家はEB2-NIWというカテゴリーで申請している。研究者はEB2というカテゴリー(アメリカにとって有益な技術を有しているかどうか)で申請するのが一般的(らしい)。申請にはI-140(アメリカにとって国益になることを証明)を出願し、I-140が受理された後に、I-485(永住権の申請)を出願する。
が、グリーンカードを申請するということはつまりは多くの場合Hビザホルダーなので、アメリカに5年以上はすでに滞在している筈である。ということは、ある程度の論文や特許等の業績をすでに出しているはずで、当然アメリカにとって有益な人材である筈。ということで、I-140は当然受理されることを見越して、I-140とI-485の同時申請も可能。これがEB3-NIWというカテゴリになる(らしい)。EB2-NIWだと同時申請なのでEB2よりも短い期間でグリーンカードを受け取ることができる(と、ベンゴシに言われた記憶がある)。
10月初旬に労働許可書を受け取り、これでほぼグリーンカードゲット間違いなしと思ったけれど、これは大間違いだった(ようだ)。今回のI-140受理によって、ようやくグリーンカードを与えるにふさわしいとアメリカに認めてもらえたことになる。I-140の審査は平均して4ヶ月かかるらしく、私の場合も大体4ヶ月だった。次のI-485はHビザからの移行させるための事務処理で、これも大体4ヶ月くらいかかるらしい。なので、順調にいけば春までには受け取れそう。
ああそういえばグリーンカード申請もしていたんだっけ、という感じ。マルチタスクができないので、一つ始めると一つ忘れる。でも、グリーンカードを受け取れば、やれることも増えるので、精神的にも少し楽になるんだろうな。ストラテジーが必要だ。さて、少し考えないと。
ということで、以下は自分の考えをまとめるメモ。もしグリーンカードが取れたら、、、、
学生Lは最近論文もアクセプトされて夏までには学位が取れそう。ボーイフレンドがカルフォルニアにいる彼女は西海岸でジョブを探している。最近、話す機会があり聞くと、某バイオテックの電話インタビューにこぎつけたらしい。LinkedInから手繰り寄せた、と言っていた。「あなたもどんどんやるべきよ」と言われた。私の周囲では外国人もアメリカ人も学生もポスドクも、アカデミアよりも企業を選ぶ人が多い。これが現実だ。そしてLを通じて、私もバイオテックへの道を探っている。
今年は本当に大変だった。ただ、マイクロペーパーはほぼ終わりで、モンスターペーパーもあとは雑誌に投稿し続けるだけ。グリーンカードもI-485を残すのみ。来年はこれら全ての結果が出て、そこからどうするかという段階になる。
6月か10月にR21を出し、同じタイミングでファカルティジョブに応募し始める。来年の今頃にはグラントもジョブも手ごたえが分かる頃なので「こりゃ、全然ダメですわ」という感じなら、年明けの2016年からはバイオテックも行動し始める。ということは、ファカルティジョブの応募書類を夏に作成し、バイオテックの応募書類は秋くらいから用意しておく、という作戦か。
時系列に沿って書き直す。2015年初め。モンスターペーパーの再投稿。受理されるまで出し続ける。夏までにはどうにかしたい。平行してR21の準備。新しい分野なのでそれなりのデータも必要だし、書類作業も必要。6月を締め切りに考えて行動。この段階までにグリーンカードゲット。夏、ファカルティジョブへの書類作成。秋、ファカルティジョブの応募開始。バイオテックへの書類やリクルーター探し等の作業を始める。10月までにはR21を出し終えておく。12月くらいにはある程度の感触が分かる。2016年初めには、ジョブがゲットできそうかどうか、グラントが取れそうかどうか、バイオテックに照準をしぼるべきかどうか、の方向性が決まっている筈。もちろん並行して実験も続けておかないと。秋以降に新しい論文を書き始められるように。
モンスターペーパーが運よく2015年春までにアクセプトされれば、2015年秋から新しいポジションに移れるように速攻でジョブ探しを始める。この場合、グラント作業は夏以降にずれるだろう。新しい場所で10月にサブミット、みたいな流れか。
加えて、子供の大学受験も考えないと。とりあえず休み中にTOEFLとSATの問題集を見てみよう。学校のカウンセラーとも面接しないといけない。グリーンカードを取れば夏休み中にバイトもできるのでこれも考えないと。
と書き出すと、「休んでいる暇なんてないじゃん」となる。とにかく、上記のスケジュールを紙に書き出して壁に貼っておかないとな。
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