2016年12月15日木曜日

バイオテックー始める

今朝、昨日メールを送った西海岸の友人より返事が来ていた。

彼が就職活動に用いたレジュメを添付くれてしており、さらに数時間後に、彼が自身のレジュメ作成の際に参考にして知り合いのレジュメも。「コンフィデンシャルにしてよ」と書いており、もちろん、と返事をしておいた。

見ると、アカデミアのジョブハンティングで用いているCVと全くスタイルが違う。これは少し時間をかけて直さないとダメだな。

彼の知人のCVから察するに、アメリカでポスドクを数年したのちに企業へ転職、3年くらいをサイクルに転職を繰り返して、今は副社長になっているようで、キャリアの形成の仕方も参考になった。数年ごとに転職、というのはポジションアップの他に、入社時に与えられるストックオプションが3年程度立たないと有効にならないから、でもあるらしい。

もしバイオテックに行くのであれば、とりあえずベンチサイエンティストとして入社して数年頑張り、その間にネットワークを広げつつ、なんらかのスキル(MBAとか?)を身に着け、転職と共にステップアップか。まあ、私がそこまで器用にできるとは思えないけれど。

あるいは、日本人でアメリカのバイオテックでガツガツやっている人はまだそれほどいないだろうから、こういうブログを用いて現場の情報発信なんかできたら面白いかもしれない。私の性格にも合っているし。ボストンやバイオテックベイのバイオ情報をフォローしていくのである。

おそらく今のままでは大学で職をみつけるのは難しいだろう。なので、1.スモールグラントを狙いつつアカデミアポジションにアプライを続ける、2.レジュメを完成させて企業への職探しスタート、3.リサーチポジション(つまりポスドク)のままで大学内を漂う、のどれかが私の今後になるわけだ。流れを変える、という意味では、2が一番いいのかな、と思ったりもする。一番楽なのは3だ。今所属している大学は大きいので、学内でなんらかの仕事を見つけるのは(プライドとサラリーを気にしなければ)難しくない。そして日本へ帰国という選択肢は私にはない。




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