2017年1月11日水曜日

小さい論文、インパクトファクターに関する考察

朝、起きたら雪が積もっていて、はぁぁぁぁ、となる。

途中でデキャフを購入してラボへ。早速論文の作業。

論文、といってもコロボックルもびっくりの「豆粒ほどのちいさな論文」なので、レポートとかノートとかいうほうが相応しい。モチベーションを上げるためにどの雑誌に出そうかと色々と調べて、大体、3000ワードから4000ワードでレポートとして受け付けているのを知る。中堅の雑誌だと15000ワードくらいなので、つまりそれだけ小さいわけだ。

私の感覚だと、レポートやノートの形式が大体インパクトファクターで3前後、そこからオープンアクセス系になり4を超え、さらに業界誌で5を超えるくらい、そこから10前後の雑誌(PNASやEMBO)になり、15くらいの姉妹紙あるいはロックフェラー系になり、20を超えてネイチャー系、さらに銀河帝国系であるCNSになる。ちなみにレポートクラスの下だと(日本)国内誌ではないだろうか、インパクトファクター2くらい、とか。

世の中にはインパクトファクター1の雑誌もあり、これは以前書いたかもしれないけれど、「普通の研究グループは年に論文を最低1報出して、そこで自分たちの論文も引用する」ならば、インパクトファクター1は維持されるわけで、つまり、インパクトファクター1未満ということは、「投稿する研究グループ自身ですら引用しないような論文が掲載されている」雑誌、ということになります。さらにインパクトファクター2程度、ということは、自分たちのグループしか引用しない論文ばかり掲載されている雑誌、ということもなる。まあ、つまり、2以下の雑誌は無意味なのではないか、なんて書くと問題あるだろうから、と、私の友人が言っていた、と言う表現にしておこう。

とは言っても、論文をだせるだけでも幸せなわけで、研究者をやめれば、論文とは無縁になってしまう。論文を出せる立場にいれば少なくともゲームに参加できるわけだ。私が今書いている「豆粒ほどの小さな論文」が今後どういう展開になるか分からない(ボスの机の上で1年間眠ることも予想される)、が、まあ、しっかりと自分のやるべきことをしよう。それしか先へ進む方法はない。

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