2017年1月27日金曜日

アメリカでサバイブ、-大学院授業の準備

朝、2月に控えている大学院生レベルのレクチャーの準備。

アメリカでは大学のコースはレベルに応じて数値で表示され、例えば101だと1年生用のイントロコース。会話とかで「101レベルだね」みたいな表現をすると「まあ初心者用だよね」みたいな意味になる。ちなみに101は、ワンハンドレッドワン、とは発音せず、ワンオーワン。

日本の理系だと卒研があり4年生はラボに配属されるけれど、こちらでは多くの場合その必要はない。が、医学部や院に進学だともちろんラボで実験の経験を積んでおいたほうがいいので、そういう学生は自主的にあるいはバイトであるいは1単位程度の授業として研究室に来ること多い。実習がマストではない代わりに、ラボに来ない4年生は300から400レベルのアドバンスコースをとることになる。

私の参加するコースは院生相手で、興味のある学部生も参加が可、というレベルなので、400から500の間くらいの数値が付いている。なので、ある程度ガッツリと用意しないといけない。パワーポイントで40枚程度のスライドを用意する。準備のために基礎を確認する必要があり、昔読んだレビューやテキストを見直す。

なかなか勉強になり自分にとってもプラスになっている。つまり、授業の準備をかなり楽しんでいるのである。これで金をもらえるのならば、それはそれで充実した仕事なのではないか、と思い、どういう立場でもアカデミアにいれば研究に参加するチャンスはあるしなぁ、と思うのだ。まあ、私のような雑草系路傍の石系チンピラ系傍流系研究者は(卑下しすぎ)目の前のことを丁寧にこなしていくことでしか明日が見えてこない。まあ、頑張ろう。というか頑張るしかないですな。


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