2017年1月28日土曜日

アメリカでサバイブ、-ようやく金曜日

朝から授業のスライド準備。

作っている間は集中できて良いのだが、ある程度完成すると「どうせ誰にも評価されないんだろうな」と思い始めて虚しくなってくるのであった。

どうやら私のやり方はあまり評価をされないようで、ではどうにかして変えようとしてアドバイスを求めると「いやいやいや、良くできてるよ。」と言われる。アメリカは褒めてばかりで、クリティカルに見てくれる人はあまりいない。それはおそらく、クリティカルに批評するということはつまりある程度本気であり責任を取る必要がでてくるからであろう。なので、とりあえずグレートとオーサムを皆連発するのである。まあ、いずれにしろ、自分ができることをやり続けるしかないのであるが、なかなかキビシイ。

とはいうモノの、どういう評価であれ、心の中では馬鹿にされているにしろ、やればやるだけCVに記載できる。一方でアメリカは結果重視でもあるので、とにかくアウトプットをCVにてんこ盛りするのが(少なくともアカデミアでは)重要で、私はアレもコレも経験があり、アレもコレもできるのですよアピールをやらなくてはいけないからだ。ああそうか、つまり多くの人の評価基準は「やったことがあるという事実が必要で、事実さえあれば良いのだから、内容に関しては興味ない」だから、クリティカルな意見はないのか。

という考察をすると、こちらで成功するには、とにかく表面を華麗につくろえば良い、ということになる。「自分は不器用ですから、1つのことにこだわるわけでございます」というヒトは「お前、無能なんじゃないの?」と言われてしまうのだろうな。

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