2017年1月29日日曜日

シングルファーザー、-独り飲み

これはシングルペアレントあるあるだと思うのですが、独り子育てを始めると(特に海外で)、飲み会の機会が激減します。激減と言うか、皆無に近い。子供に何かあったときに酔っぱらっていては車の運転はできないし、場合によっては「子育てを放棄してパーティを楽しんでいた」と判断されてしまい「そういう虐待する親には子育てを任さられませんな」と権威ある人たちに判断されてしまうこともある。まあ、つまり、24時間油断できなくなるわけです。

子供が高校生になるくらいからは、留守番もさせられるようになり(アメリカでは12歳以下の子供に留守番をさせるのは違法であり、これも虐待と判断される)、少しは親の行動にも余裕が出てきますが、それでも飲み会は滅多にいけない。でも、独り家飲みくらいなら大目に見てもらっても良いのではないかとなる。

昨夜は、最近はストレスがかかる出来事が多く、久しぶりにビールの缶を空けたのであった。年末、子供が一時帰国の際に企画してていたささやかな独り宴会は体調不良のために流れてしまい、その時に購入したビールがまだ冷蔵庫にあったのである。

多くのフツーの人は週に数回、こういう「飲み」の機会があり、そこで交流を深めたりしているのだろうな、と思った。オレはいったい独りで何をしているのか、誰にも評価されない仕事をコツコツと積み上げて、と。独りじゃないと出来ないことがあるのかもしれないけれど、それはただの自己満足に過ぎなくて、だから誰からも評価されないし、なので何の意味もないのかもしれない。などという思考はアルコールによってすぐにどこかへ飛んで行ったけれど。

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