いつもの土曜日。大体2月のこの時期はマイナス20度が当たり前の中西部だが、今年は暖冬らしく、今日は10度まで気温が上がったのであった。なので、朝もそれほどつらくなく、むしろ快適にジムに行ける。
その後、ラボへ寄る。新しいポジション絡みで勉強しなければいけないことがあり、その調べもの。自分自身少しちゃんと学ぼうと思っていたので良い機会であった。生物系の授業で足りないと私が思うのは、研究や実験方法開発に関する歴史的な流れの解説。多くの場合、生徒は、すでに出来上がっているモノとして知識を与えられる。なので、キイとなる部分をちゃんと理解できないまま、あたかも冷蔵庫の説明書のように研究テーマを扱い実験を行う。あるいは、ハンバーガーを食べたいならマックに行く、ような感覚。自分で作ればもっと美味くてさらに安いバーガーを食えることに気づかない。色々なテイストのバーガーがあることにも気づかない。上級テクニシャンとして働くのであれば、テクニックと表面的な知識さえあればいいだろうけれど。と、気づけばまた研究について書いているのであった。
昨日はユーチューブでフェルマーの最終定理についての講義をみた。UCバークレーの教授だそうで、非常に分かりやすく感動した。私は、大学2年で数学に挫折したのだけれど、数学の美しさについては少しは理解できるつもり。で、この講義ではそういうことを教えていたのであった。
0 件のコメント:
コメントを投稿