2017年6月18日日曜日

オレがオレにオレのことを問いかけるオレ

運動もせずに食ってばかりだったから体が重くて仕方がない。結局4時過ぎに寝て10時前に起床。これもまた体調には良くない。ということで今日は洗濯やら買い物やらエクササイズをして、明日から通常モードに戻さないと。

カンファレンスはとても刺激を受けて有意義であった。元シングルファーザーである私は過去10年くらいにこういうコネつくりがしやすい会合に参加できる機会がなく、なので、そういう意味でも貴重な時間を過ごせた。分野の大御所やカンファレンスのメインのファカルティ達、あるいは同様の仕事をしている同世代の研究者(多くはファカルティ)と知り合うことができて、ファーストネームで呼びあえるようになった。数年後にUKで、さらに自身の分野にフォーカスした会合も予定されており、そこではもっと快適に過ごせるだろう(それまでアカデミアにいられるようにしないと)。まあ、とにかく、研究そのもの、研究者としてのキャリア、共に有意義な会合であった。

朝昼晩の食事、ポスターでの会話、立ち話、等々、研究以外も話題に上ることが多く、私がシングルファーザーであることを知ると、「どうやって仕事と子育てを両立させることができたのか?」という質問をされた(女性研究者から)。そして、私が話したすべての女性研究者が時間のやりくりに追われ、キャリア形成に悩み、子供にキリキリしてしまうのを後悔してばかりなのを知る。まあ、つまり、子育てを真剣に考えていたら、仕事は、どこかで踏ん張らないとやっていけないのである。そして何かを犠牲にしないといけない。

人生で大切なことは勝つことである、と「カイジ」に書いてあったけれど、そしておそらくそれは正しいのだろうけれど、私は、人生で大切なことは戦い続けることである、と言い換えたい。勝ってもおごらず負けても腐らず、常に先へ進もうと努力してそして現状を変え続けようと挑戦し続けることが大事だと思う。戦わない奴らが嗤うだろうけれどそれでも戦い続けるのである。負けても次の勝負に挑めばよく、勝つことができたら次のステップに進むのだ。挑戦しているかどうか。自分の人生に対して真摯に向かい合い、その状況下で何かを目指して格闘しているのか。

仕事でも子育てでも介護でも勉強でも我々が自身を試されることは多い(試練、と言っていいのかどうか分からないけれど)。そこで逃げずにファイティングポーズをとれるかどうか、負けたにしても最後まで挑戦し続けたのかどうか、が、人生の深みを決めていくのではないだろうか。そういう試練(のようなもの)を神が我々に与えているのかもしれないし、神なんていないのかもしれない。が、挑戦し続けているのかどうかは自分自身が一番よく分かっている。自分に嘘をついて言い訳ばかりで面倒なことを避けて適当な人生を過ごせば適当な人物にしかならないだろう。オレはオレに対して、オレはオレに恥ずかしくない人生を送っているのか、と自問自答する。

なんてことを考えて、これからどうなるか分からないけれど、常に挑戦していきたいと思います。


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