2017年7月5日水曜日

敗者の記録として残す

このブログを閉鎖して以前のブログを再開することにしました。同じタイトルなのでもし気になる人がいたら探してみてください。

このブログには、昨年度の私のジョブハンティングとコレスポ論文作成、そして娘の大学受験、の挑戦について書いてきました。充実していたけれど精神的になかなかキツイ年でした。娘は無事に大学進学を決めましたが、私の挑戦は上手くいかず、現実を直視して負けを認めざるを得ないようです。そしてそれはやはり辛い。

辛い辛い、オレは頑張ったんだよ、ふざけんなよ、やればできるんだよ、等々を口にして、文章にして、飲めない酒を浴びて、ということを繰り返して何かが変わるならば誰も苦労はせず、そんなことをしても状況はさらに重たい方向へシフトしていくばかりです。なので、このキツクて辛くて悲しくて自身に対する失望感いっぱいの文章はここに残していくことにしました。

無様な、能力の低い高齢ポスドクが夢の実現ぎりぎりまで必死に挑んだ記録です。もう少しだったけれど手が届かなかった。まあ、でも、学んだことは多かった、かもしれない。

辛くても悲しくても不平不満ばかりでも人生は進んでいきます。私やあなたや彼や彼女は、おそらく95歳まで生きることになります。もちろん、95歳まで生きない選択をするバアイもあるでしょうけれど、子供がいる私は無責任な選択をすることはできない。だから、歯を食いしばって生き続けないといけない。ならば、与えられた時間を前向きに使いたいと思う。ネガティブな辛さではなくてポジティブな辛さを選びたい。

研究職で飯をこれからも食っていくつもりです(し、それ以外に術がない)。また、変な縁があり大学に残れるかもしれない。けれど、これまでのように必死の形相でジョブを狙うのはもうやりません。それよりも次の挑戦に向かって始動したいと思います。学びたいことは山盛りで行きたい場所も山盛り。それらを一つ一つ実現しながら、次の目標に1つ1つ近づけたらと思います。

1 件のコメント:

  1. 同じPDという立場であることから、考え方に大変共感して読んでいました。密かな楽しみだったのでこれから読めなくなって残念ですが、ひとまずお疲れ様でした。また気が向いたらリンクでも貼って頂けるとうれしいです。

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