佐藤さとるさんがお亡くなりになられたとネットのニュースで知る。
コロボックル物語に出会ったのは、たしか小学4年生の時、学級文庫にあった「だれも知らない小さな国」を手にしたときだったと思う。その世界観に魅せられ、そのあと講談社文庫のシリーズを揃えて、その綺麗なイラストと共に、物語を楽しんだのであった。
私は中学と高校は暗黒時代だったけれど、小学校はかなり充実していて、中学受験をしたものの、楽しい思い出ばかりである。小学校時代の読書は、だから、楽しい世界の続きとして、楽しい空想世界に接する、みたいな感じであった。一方、中学以降は、嫌な現実世界から逃げるための読書になる。
コロボックル物語、星新一のショートショート、ドカベン、ブラックジャック、等の本は、少ない小遣いをやりくりして少しずつ本棚に並べていったので、自分にとっては宝物であった。自分の部屋にテレビが無いのは当たり前の時代で、もちろんネットなんかもないから、非現実へのアクセス方法は本しかない。本に接すると、別の世界に行けるのだ。そういうワクワク感は大人になってからは持ったことはない。
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