朝一でボスとディスカッション。今後の方針について色々と話す。そして色々と考えることあり。
私は、アメリカでファカルティ職に就けるように試行錯誤しているわけですが、ご覧のように上手くいっていない。焦っているわけです。で、こういう状況になると「ボスはなぜもっと的確にレスポンスしくれないのだろうか」とか「あの共同研究者はまったく働いていないように見えるけれど、オレのデータをどうしてくれるのか?」とか思い始めてしまい、つまり、もっとオレに協力してくれよ、と自己チューになる。が、当たり前のことだけれど、全ての人には別々の事情と能力と生活とやり方と優先順位があり、自分中心に物事を考えて人を判断するのは完全に間違っているわけです。今の自分の環境は文句を言えるものではなく、コレスポ論文を出す機会を当たえてくれたり、ポスドクにしては破格のサラリーを提示してくれたり、自前のグラントを書かせてくれたり、文句を言える立場ではなく、むしろ、このような状況で次のステップに進めないのならばそれは全て自分の責任であり能力が低く努力が足りなかったということでしかない。
アラフィフにもなって言うことではないですが「自分のことは自分でする」ということをヒシヒシと感じています。全部自分でやる。とにかく今は次のステップに進むことが一番大事で、だから、大学のレベルや教員の構成、そのエリア、なんてことは気にしないで可能性があるようならばどこでも出していく。あまり優秀ではない脳と貧弱な典型的アジア人の体格とヘタな英語でなんとか現状を打開するしかない。そして、サポートがある今の状況を潜り抜けることができないならば、今後私がサクセスする可能性はゼロだろう。つまり、今私は試されているわけだ。泥水をすすってでもなんとかしないといけない。まあ、それでもダメならダメなわけで、その時は笑うしかないな。
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