本日は、やる気エネルギーが大幅に減った日であった。
午前と午後、3時間コースの実験を1つずつ終わらせて、そういう意味では実験デーであった。
朝、共同研究者とのやりとりで「コイツはオレのことを自分のテクニシャンかなにかとおもっているのか?」と思わせることがしばしばあり、超面倒になる。馬鹿にされているのか、そういう性格なのか、あるいはここが夢の国アメーリカだからか、なんか超勝手。こちらのモチベーションも地上スレスレまでに低下しているので、つまりそういう対応になってしまう。
私の今のプロジェクトは細胞生物と生化学の両方の知識とテクニックが必要で、なので、細胞生物の人からすると「???」な箇所があり一方で生化学の人からすると「???」な箇所もある。多くの場合はそれなりに話を聞いてくれるけれどたまに「???」の説明を受け付けてもらえず、データを示しても「それは聞いたことがないな」とか言われて、目をつぶって頭を左右に振り(やれやれ、これだから部外者のトーシローはダメなんだよ)という態度をとられることがある。もしかしたらこちらの英語力の問題かもしれないけれど、そして(もしかしたらオレの英語が下手だから伝わらないのか)と考えてしまうと余計に焦ってしまいうまく説得できなくなるというパターン。まあ、簡単に言うと、少し分からづらいプロジェクトなのである。で、私からすれば明らかなポイントも難しいようで、そこでひっかかり、ネガティブな対応を取られることがある。今日もそんな感じの出来事があり、これまでに何度も説明したことを繰り返して言わなければならなかった。まあ、仕方ないけれど。
しかし、アカデミア内ですら、この程度のことですら、ストレスに感じる私はおそらく会社で働けないだろうな。働けない、なんて言っても働かざるを得ない状況になりつつあり、つまり、仕事の仕方を変えなければかなりキツイだろうな、と思っている。私は自分のプロジェクトに思い入れが強くて、だから、否定的なことを言われたり適当に扱われたりすると、イライラしはじめる。おそらく、必要以上には深入りしないで「仕事」は「仕事」であるとドライに割り切り、「仕事」以外にも人生の生きがいを見つける必要があるだろうな。もしかしたら、多くの人にとっては研究は「仕事」なので、テーマをころころ変えたり、否定されたら素直に従ったりできるのだろうか。
ということで今はドンヨリしていて、こういうときは走ってセロトニンを分泌させるのに限る。
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