10時間睡眠のせいか、昨日は随分と自分の将来について考えることができた。ここ最近のようにどこかカスミがかかっているような思考ではなくて、また内向きなストレスを抱えるやり方でもなく、客観的に且つ前向きに自分の進路を考えることができた、と思う。
ファカルティジョブについては、1箇所なんとなく興味を持ってくれている学部があり、上手くいけば1月末までにはレスポンス(インタビューの招待)があるはず。また、もう1つ可能性がありそうな大学があり、そこにも出す予定。そして、今の自分の状況と業績を考えると、これらの大学がダメならば他も無理であろう。つまり、打ち止め、である。
自分は180%努力したけれど、ダメだったのかもしれない。
敗北を認める時期が近づいているのかもしれない。
能力が足りなかったのは事実であるが、タイミングが悪かったのかもしれないし、運がなかったのかもしれない。いずれにしろ、総合で、自分は至らなかったのである。
敗北を認めたとしても、それは自分が無価値な人間であることを意味するわけではない。1つの勝負に負けたとしても、次の勝負を始めればいいだけだ。負けた試合でも、その過程で自分は鍛えられている。だから、敗北を冷静に分析して、その結果を次の勝負に応用すれば、より良い試合ができる筈である。95歳まで生きるつもりの私には、この先50年の時間がある。今後もまだまだ試合は残っている。
ということで、
1.最後のアプリケーションを出して、天命を待つ。
2.並行して、企業へのアプライを始める。
3.予定通りにスモールグラントを出す。これは、最悪のシナリオを避けるためであり、何らかの展開があったときにオプションを増やす策であり、天命が下ったときにすぐに自身の研究をスタートするためである。
以上がこれから数か月の私の予定だ。
サイエンスの神様がいるといしたら、私の試行錯誤と敗北には何か意味があるはずで、私がやるべきことは正直に結果を受け止め真摯に自分のサイエンスを今後も追及していくだけである。サイエンスの神様がいないとしたら、何をどうやっても声がデカいヤツが勝つだけなので、そんな試合にこだわっても無駄であろう。そして私はサイエンスの神様を信じているので、自分がやるべきことがあると信じているので、不甲斐ない自分に鞭をいれつつ、今後もコツコツと先へ進むことを選ぶ。
これからラボ。
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