2017年1月18日水曜日

ペーパーバックで現実逃避

Memory Man by David Baldacci はサクサクと読めてすでに100ページに到達している。この作家、やはり日本ではあまり知られていないようだけれど、いちおうニューヨークタイムスベストセラーの常連作家である、らしい。そのためか、場面展開や(コテコテではあるが)キャラ設定も上手で、つまり、読んでいて飽きない。

最近は仕事や職探しや体調やらなんやらで、まあつまり現実逃避的な一人の時間が必要で、というか積極的に現実逃避をしないと精神的にヤヴァイかもと思い、なのでガツガツと読書をしているのである。で、日本の本だと凄いスピードで読めてしまう(つまりそれだけ現実から少しでも早く遠ざかりたいということである)ので、すぐにストックが無くなりそう、アンド、本の世界に没頭して(現実ではない世界に没頭して)こちらに戻りづらくなるので、あえてペーパーバックを読み始めている。ペーパーバックだと、一応は英語なので、現実逃避でもあるけれど英語の勉強にもなっている、というエクスキューズ。

「せっかくアメリカにいるのだからやりたいことシリーズ!」の1つとして、日本で知られていない作家を開拓していくこと、というのがあり、David Baldacciは良いかもと思い始めている。あと、たまに書くけれど、チャックパラニュークも好きな作家で、というか映画「ファイトクラブ」で彼を知ったのだけれど、こちらでは高い評価を受けて人気あるのに、日本では数冊だけ翻訳されて、しかも多くは絶版みたい。

ということで、せっかく現実逃避をするのならば、それでもせめて将来に向けて生産的であり「ささやかな夢」につながるようなことをしたいと思っている。

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