2017年2月19日日曜日

100年人生、-ポスト研究人生

何度も書いているように、研究者としてはソロソロ天井が見えてきているような気がしている。とりあえず研究で食っていはいけるだろうけれど、スーパースターにはなれそうにないし、なれるのだとしてもシャカリキになって進むとおそらく自分自身が崩壊してしまう。つまりはそういう器ではないのである。

で、研究者以外にもやりがいのある仕事を見つけなければと思っていて、なんとかして文章を書くことで金を稼げないかと考えている。ライターあるいは作家あるいは翻訳家である。研究関係で雑誌に記事を書かせてもらえたことは何度かあるけれど、自分の名前で本を出したことは、無い。1冊でいいから本を出版したいというのが自分の夢の1つで、可能ならば、それを仕事にしたい。

小説のアイディアはいくつかあり、3つくらいは、準備をしている。なので、この3つを5年後までに完成させることを目指す。1つ書き終えたら、とりあえず賞に出すか持ち込みをしてみる。おそらく酷評を受けるだろう。が、それで少しずつ書き方を変えて、2作目に挑むのである。で、同様に3作目も。で、3作書き上げれば、少しは実力もつくと思う。

私は、最近の電子書籍の流れや、ラノベの流行をみて、日本では今後読書人口が増えるのではないかと考えている。漫画やラノベの表現力に飽きた子たちが社会人になり、もう少しガッチリした小説を読み始めるのではないか。で、その時代は、小説の多くは紙媒体ではなくて、タブレットで読まれる。そのためコストも安くでき、有名出版社から出す必要はなく、アマチュアサイトでもあるいは自身のサイトでも作品は発表でき、つまり、多くの人に小説を発表をする機会が出てくる。

なので、ある程度のモノがかければ少しは読まれるのではないか。10万人に読まれるのは難しいとしても1万人くらいの読者を見つけるのは可能なのではないか。50円で購入してもらえたとして、50万円だ。小説1つで50万円だと割が良くないビジネスだが、それでも「1万人のファンがいて、小説家として飯を食う」という事実には変わりは無い。副業としてはとてもやりがいがある。

私が目指すのは1万人の読者を得られるような作家。そして、もしうまくいけば、紙媒体での出版。夢の実現。シングルファーザー生活18年、研究者生活15年、アメリカ生活10年、で色々と経験している。これらを組み合わせて、何かを書いていこうと思う。

並行してペーパーバックを読み続けて、翻訳の練習も始める。日本語で小説を書くのと、英語の小説を日本語に訳す。この2つの作業で、書く力が身につくのではないかと思う。翻訳家としてプロデビューする手段は、良く分からないけれど、もし作家になれて、少しは名前が売れたら、翻訳の仕事もできそうだ、と夢のようなことを現実にしようと思うのである。

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