2017年2月12日日曜日

ファカルティになりたい、-600通だそうだ

色々とありながらも職探しはコツコツと進めている。そして、不採用通知もコツコツと送られてきている。数週間前にもらった某有名研究所では499通の応募があったそうである。もちろん不採用。先日もらった某有名大学では600通の応募があったそうである。もちろん不採用。600通のアプリケーションのトップにならないといけないのだから、まあ、よほどのスーパーポスドクKでないとなれないだろう。

おそらく、

1.学位取得後5年以内
2.CNSが2報
3.K99クラスのグラント獲得
4.有名ラボで学位を取り、有名ラボでポスドク

のすべてをクリアーしないとトップグループに入れなくて、その中からザ・トップを選ぶという流れだろうな。

と、いうことは、私の立場では、戦略を変えざるを得ない。というか、有名リサーチ校にアプライしても無意味である。もう一度書くと、無意味である。と、考えたほうが良いだろう。

しかし、この超買い手市場、選ぶ側のファカルティでもそんなたいした業績ないんじゃないの、というか、たいした業績ないファカルティがポジションに居続けるから1つのポジションに600通の応募なんていう非現実的なことが起こるんじゃないの、つまり、優秀な研究者はアカデミアから出て行って、業績が無い安泰な老研究者ばかりが政治を利用して残る状況が待っているんじゃないの、と思ってしまう。まあ、負け犬の遠吠えですな。

雑用でもなんでもいいからアカデミアに残って研究を続けられるのならば、今の自分の状況からしたら満足するべきかもしれない。

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