2017年4月2日日曜日

土曜とか80歳まで働くとか

今日から娘は1週間の春休みでようやく一息つける。毎年この時期、お父さんはもうヘロヘロである。今年は暖冬だったから少しは助かったけれど、朝5時半に起き、7時前のまっ暗で雪が降りまくる道を運転して娘を高校まで送り、それからラボ、帰宅して、家事をして娘の勉強を手伝いあれやこれの金の計算をして、という日々が1月から3月までの間続く。毎日が同じで毎日が大変で、もう何が何だか分からなくなり、そこへ車の事故等が加わるとパニックである。よく10年間頑張って来られたものだと感心するのであった。

ということで今日はリラックスして、明日から「子育て抜きの仕事」モードに入る。

そして時間の余裕ができると今後のこともチラホラと考えるようになる。

ブログで広告収入を得ようとして妨害にあってショックを受けた、というかいまだに引きずっている。が、これは良い教訓になったという気もしている。ネットを通じた広告収入で生活するのは最近は流行りになっているけれど、ネットでの活動以外のところで足元をすくわれる可能性は常にあり、私の性格からするとそういう不安定な状況で生きていくのはかなり苦痛。そして同様に、私の性格からすると、金融商品での年5%程度の利子を生活の糧にするのも危険だろうな。リーマンショックみたいなことが起こり、資産が半減したら、つまり収入は半減、オレはパニックになるだろうな(すぐパニックになるオレ)。

結果、自分のスキルや作品を通じてコンスタントに稼げる仕事が自分には向いていて、それを80歳まで続けられればいい、と思うようになった。

マックジョブという言い方があり、これは「誰でもできることをして金を得る」という仕事を意味する。時給10ドルの仕事を週に40時間で月に2000ドル弱程度、つまり、仕事で大きな責任はなく週末は遊べるしかし低収入の仕事。自分の時間を10ドルで雇用者に売るのである。時間を売ることで得る仕事。私は、これにはあまり興味がひかれない。もちろん、興味がある無しに関わらず、こういう仕事をやらざるを得ない現実も待っていると思うし、こういう仕事をさせてもらえるだけでも良いのかもしれないけれど、やはり仕事に「やりがい」を持ちたい。

賃金がそれほどよくなくても、少しストレスがあっても、「やりがい」がある仕事をしていれば80歳まで働けるのではないかと思うのである。研究職にこだわりたいのは、研究そのものが楽しいというのがメインの理由だが、加えて論文等を通じて「自分の作品」を世に出せる喜びがある。ちなみに、もし私がティーチングをすることになったら、授業を「ライブ」と捉えて、なるべく生徒に面白く感じてもらえるように工夫をするつもり。義務だから淡々と情報を伝える、という授業にはしたくない。授業にも「やりがい」を見出したいのだ(もちろん生徒からのレスポンス次第で、情報伝達系授業に落ち着くかもしれないけれど、それでも生徒の理解度を上げることにやりがいを見出したい)。

80歳まで働くことが前提。そうなると、80歳まで働ける仕事を見つけなければいけない。そして、どういう仕事を選ぶかは各人の性格や状況によるだろうけれど、私の場合は「何らかの形での研究職」と「何らかの形での書くこと」でやっていけたらなぁ、と考えている。今後、「何らかの形での研究」を仕事にしていくことはできるだろうから、プランBあるいはアナザープランAとして「書くこと」で金を稼げるようにしたい。ここで話は戻り、それにはブログというのは自分にとって良いツールだったのだけれど、ブログだと間接的に収入を得るわけで、それが原因で落とし穴にはまった。もっと直接的な手段、ライターとか作家を目指さないとダメだな、と思う。

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