2017年4月2日日曜日

土曜続き

本日はいつも通り朝7時に起きてコドモノブカツのためにジムへ。その後ラボに移動。午後はオフにしたかったので、子供を待つ間に細胞の調整を済ませてしまう。結局毎日作業はしているのであった。その後、コドモノヨウジのために図書館に行き、その後某安売り系スーパーで買い物をし、その後、馴染みの店でランチを済ませる。

帰宅してからお金関係を済ませる。クレジットカードのローン返済もようやく終わりが見えてきて、本当に長い貧乏アメリカ生活の10年間であったよ。ポスドクのサラリーではカツカツの生活が精いっぱいで、過去10年、日本への一時帰国や子供のサマーキャンプの支払いや引っ越しやグリーンカードや車の買い替え等で、常にローンを組む羽目になっていた。家族持ちでアメリカポスドク生活は実家からの支援がないとほとんど無理で、周囲の日本人研究者の多くは親からのサポートが当たり前にある。つまり、アメリカでポスドクをするような人たちはもともと裕福なのだ。まあ考えてみれが当たり前だけれど。

私はそういう援助は皆無で、さらにシングルファーザーなので一方で子供のための出費もあり、そりゃあ大変でした。子供が小学生の頃、金が無くてパーキングが使えず仕方なくバスで出かけようとして、寒空の中にようやく来たバスに乗ろうとして目の前でドアを閉められて発車されたことがある。アジア人差別ではなくてドライバーには我々の姿が見えなかったのだと思いたいけれど、それでもキレそうになったし、金の無い惨めさを実感したのであった。

生活の要領を覚え、サラリーも少しずつアップして、そして今年になってようやく少し楽になった感じだ。もちろんこれから10年は子供の学費ローン支払いが待っているので、仮にファカルティになれても生活レベルは今からあまり上がらない。ブログでも書いているけれど、家の購入なんてまだまだ先の話である。が、まあそれでも、子供を高校卒業まで導けて大学に通わせるところまで来られたので、必死に頑張ってきて良かった。そして今後は頑張れば頑張るだけ生活レベルは良くなると思えるのである。つまり、頑張ろう。

子供は6月で卒業で、夏の間は日本を満喫する予定。で、帰国便の値段をここ1か月くらい調べていた。少し前まで1800ドル程度で、1週間前に1700に下がった。が、どういうわけか数日前に1900に跳ね上がり、金欠の私は「ぎゃっ!」と叫んでブルーになった。が、その日、数時間後にもう一度見ると1500に一気に下がっていた。で、ソッコーで購入したのであった。まあ、こういう積み重ねが貧乏ポスドクには必要なのである。

そういうことを済ませて、ソファに横になり塩野七生の「わが友マキャベリ」を読んでいたら猛烈に眠くなり昼寝。私は、この界隈の平均的な安アパートに住んでいるのだけれど、敷地内に公園があり、部屋からはそれが見える。小さな池と芝生と雑木林があり、自分的にはお気に入りの景色だ。それを見ながらの昼寝であったので、少しは快適であった。

夕方に起きて寝ぼけながらユーチューブを見て(はじめしゃちょーも大変だよな)とか思ったりNHKスペシャルで中国のドキュメントを見たりして過ごし今にいたる。休憩ができたせいか金の支払いを終えたせいか、今はやる気に満ちているのである。

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