とは言うものの

ということで気分一新でやる気が少しずつ湧いてきている、というわけはなく、はぁぁぁぁぁぁぁ、というため息ばかりである。

ラインで、日本にいる娘に「駄目だった、とりあえず夏の引っ越しはなくなりました」と連絡。すぐに「気を落とさないで、また頑張ってください」と返事が来る。最後まで挑戦し続ける姿を見せるのは親としてやらなければならないことだろうな。

ジムに行き、不甲斐ない自分を追い込むために走る。走っても走っても何も変わらないけれど、とにかく毎日走る。

その後、ヤケ酒を飲むために某安売り系スーパーへルービーを買いに行った。スーパーの駐車場出口にホームレスがいつも立っている。信号待ちの車が列をつくるので、それを狙って、ボードを掲げて立っているのである。今日は「２歳のシングルマザー、仕事なし、ヘルプ」であった。色々なことが頭を駆け巡り、財布から紙幣を取り出し、彼女に渡した。

とりあえず、はじめの一歩の名シーンを見てやる気を出そう。