とは言うものの２

というわけで相変わらずテンション低い。やることがないので走る。昨日は３マイル走った。３マイル、５キロである。体を動かすと余計なことを考えないので楽である。

ボスと話して、とりあえず今のプロジェクトを小さい論文にまとめて、できる範囲で次のプロジェクトを始める流れになった。ボスのグラントが採用されれば、それを続け、ダメな場合は、ハイそれまで。もちろんボスはテニュアを取っているので立場的には何も変わらないけれど（なので論文を急いで出す必要はない）。

某ファカルティに不採用だったことをメールで報告すると、「今回のコレスポ論文をネタにしてグラントを書いたらどうか？必要なら私のラボとコラボレの形にしてもよい」と提案される。とりあえずディスカッションすることにした。これがうまくいけば、今の大学でリサーチファカルティとして残れて、さらにはグラントアリの状態で他大学のポジションを狙える。

とは言うものの、現状を考えると、かなりヤバいのは何も変わらない。企業のポストにしたって、バイトの面接ではないので、１年越しでゲットできることを見越して行動しないとダメだろう。つまり、すぐにでも始めないといけない。

子供の引っ越しが８月上旬にあるので、それをメドにして、色々と動き出さないと。今の状況ではスモールペーパーを出しても職探しには何の影響もないので、もう業績を気にする必要はない。ボス的にも早く出す必要はないので、おそらく来年くらにポツンと出るようなパターンだろう。とりあえず毎日実験を淡々と進める。並行して、グラントの可能性を探る。そして企業職への準備を始める。

あぁ、なんか敗戦処理のようだな。何もなくなってしまって、そこからまた作り直さなければいけない。何もないのだから何でもアリってことだ、と励まされながらまたコツコツとやり直す。