大量に購入した山田正紀本にハマってしまい、ペーパーバックが全然進んでいない。というか、山田本のクオリティの高さを楽しんだ後にペーパーバックで展開されるヘロヘロCIA暗殺者の話にはついていけないのである。当たり前のことだけれど、面白い本じゃないと英語の勉強にもならないよなぁ。The Survivor、あと120ページ残っているけれどこのまま挫折しそうな雰囲気なのであった(このタイトルも、なんというか、という感じだけれど)。某大手本屋の15%クーポンが送られてきたので、週末にチャックパラニュークの本を買いに行くつもり(この某本屋は居心地がとても悪いので行きたくないのだが)。
それにしても、山田正紀「屍人の時代」を読み終わったのだけれど、これは大傑作である。ミステリ短編集なのだが、ミステリの枠組みを超えた第一級のエンターテインメント小説だ(とくに最後の「少年の時代」は震えが来るくらいの仕上がり)。氏の最新刊「カンパネルラ」は未読だけれど、同様のテイストらしく、書評をチラホラ見る限りでは「銀河鉄道の夜」で展開されるある事件の犯人としてジョバンニが捕まり、そこに風の又三郎が探偵として登場するとか。宮沢賢治ファンとしてはたまらないぶっとんだストーリーのようだ。で、このようなアプローチは「屍人の時代」でも行われており、小説内の世界と、小説内の小説内の世界の違いが、段々と曖昧になり、その先に我々の現実が垣間見えてくる、という作りになっている。
アメリカで仕事をしていて、職場で英語オンリーで過ごし、家に戻り日本語で好きな本やアニメを楽しむ、というのは、オンとオフができており、とても快適かもしれない。私の語学力だと、英語の上達を望むならば日本語を絶たなければダメなのだけれど、それで精神のバランスが崩れると元も子もない(つまり、語学のキャパが低い上にメンタルも弱い)。あるいは、家に帰れば日本語の本が読めるのをご褒美にして、職場で必死になって英語を使いまくるという飴と鞭作戦もいいかもしれない。
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